パンデミックまでの経緯

今回のパンデミックが、米中覇権戦争に位置付けられることにより、責任追及が激化しています。

各国が自らの責任を転嫁する為、様々なプロパガンダ活動を活発化させています。

しかし、事実は不動です。変えようもありません。

振り回されない為には、今一度、事実を振り返っておく必要があるでしょう。

再確認する良い機会を頂きました。

有り難う御座います。

  1. パンデミックまでの経緯
    1. 2019/11/17
    2. 2019/12/1
    3. 2019/12/31
      1. 台湾当局 WHOに警告
    4. 2020/1/1
      1. 中国 海鮮市場閉鎖
    5. 2020/1/13
      1. タイ
    6. 2020/1/14
      1. WHO ヒトヒト感染はない
    7. 2020/1/16
      1. 日本
    8. 2020/1/19
      1. 韓国
    9. 2020/1/20
      1. 中国 ヒトヒト感染認める
    10. 2020/1/21
      1. 台湾、アメリカ
    11. 2020/1/22
      1. マカオ
    12. 2020/1/23
      1. 香港、シンガポール、ヴェトナム
      2. 武漢市 封鎖
    13. 2020/1/24
      1. ネパール
      2. 春節
    14. 2020/1/25
      1. マレーシア、フランス、オーストラリア
    15. 2020/1/27
      1. カンボジア、スリランカ、ドイツ、カナダ
    16. 2020/1/29
      1. アラブ首長国連邦、フィンランド
      2. 中国全土
    17. 2020/1/30
      1. フィリピン、インド、イタリア
    18. 2020/1/31
      1. ロシア、スウェーデン、イギリス、スペイン
      2. WHO 緊急事態宣言
    19. 2020/2/3
      1. テドロス事務局長 渡航禁止は不要
    20. 2020/2/4
      1. ベルギー
    21. 2020/2/5
      1. ダイアモンドプリンセス号
    22. 2020/2/14
      1. エジプト
    23. 2020/2/19
      1. イラン
    24. 2020/2/21
      1. レバノン、イスラエル
    25. 2020/2/24
      1. アフガニスタン、イラク、クウェート、バーレーン、オマーン
    26. 2020/2/25
      1. オーストリア、スイス、クロアチア、アルジュリア、ブラジル
      2. WHO パンデミックではない
    27. 2020/2/26
      1. パキスタン、ジョージア、ルーマニア、ノルウェー、北マケドニア、ギリシャ
    28. 2020/2/27
      1. デンマーク、エストニア、ベラルーシ、オランダ、サンマリノ、ナイジェリア、メキシコ
    29. 2020/2/28
      1. アゼルバイジャン、アイスランド、リトアニア、モナコ、ニュージーランド
    30. 2020/2/29
      1. カタール、アイルランド、ルクセンブルク、エクアドル
    31. 2020/3/1
      1. アルメニア、チェコ、ドミニカ共和国
    32. 2020/3/2
      1. インドネシア、サウジアラビア、ヨルダン、ラトビア、アンドラ、ポルトガル、チュニジア、モロッコ、セネガル
    33. 2020/3/3
      1. ウクライナ、リヒテンシュタイン、アルゼンチン、チリ
    34. 2020/3/4
      1. ポーランド、ハンガリー、スロベニア
    35. 2020/3/5
      1. パレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、南アフリカ共和国
    36. 2020/3/6
      1. ブータン、スロヴァキア、セルビア、バチカン、カメルーン、トーゴ、コスタリカ、コロンビア、ペルー
    37. 2020/3/7
      1. モルディブ、モルドバ、マルタ、ウルグアイ
    38. 2020/3/8
      1. バングラディッシュ、ブルガリア、アルバニア
    39. 2020/3/9
      1. ブルネイ、キプロス、ブルキナファソ、パナマ
    40. 2020/3/10
      1. モンゴル、トルコ、北キプロス、コンゴ民主共和国、ジャマイカ、ボリビア
    41. 2020/3/11
      1. WHO パンデミック宣言
  2. 私見
    1. プロパガンダに注意
  3. 参考

パンデミックまでの経緯

2019/11/17

サウスチャイナモーニングポスト(香港)

中国政府の文書の情報として、最初の感染者は中国湖北省の男性(55)で、11/17に確認された。

2019/12/1

BBC

脳卒中を患う男性(70代)の感染を確認していた。

2019/12/31

台湾当局 WHOに警告

WHOに対してSARSの特性を持つ感染症が起き、患者が隔離治療されていると報告。

2020/1/1

中国 海鮮市場閉鎖

海鮮市場「華南海鮮域」を閉鎖。

2020/1/13

タイ

明報新聞網(中国)

中国国外初となる、タイでの感染を確認。

2020/1/14

WHO ヒトヒト感染はない

中国政府の情報として、人から人への感染の確たる証拠はないと報告。しかし、家族間の限定的な感染はありうるとした。

2020/1/16

日本

初の感染者を確認。

2020/1/19

韓国

初の感染者を確認。

2020/1/20

中国 ヒトヒト感染認める

「ヒトからヒトに感染したことが証明された。」

2020/1/21

台湾、アメリカ

初の感染者を確認。

2020/1/22

マカオ

初の感染者を確認。

2020/1/23

香港、シンガポール、ヴェトナム

初の感染者を確認。

武漢市 封鎖

人の出入りの制限を始める。

2020/1/24

ネパール

初の感染者を確認。

春節

中国

春節 → 武漢市から、中国全土、海外へ、500万人が移動。

2020/1/25

マレーシア、フランス、オーストラリア

初の感染者を確認。

2020/1/27

カンボジア、スリランカ、ドイツ、カナダ

初の感染者を確認。

2020/1/29

アラブ首長国連邦、フィンランド

初の感染者を確認。

中国全土

全土で感染者を確認。

2020/1/30

フィリピン、インド、イタリア

初の感染者を確認

2020/1/31

ロシア、スウェーデン、イギリス、スペイン

初の感染者を確認。

WHO 緊急事態宣言

「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。

「中国国外で100件以下の感染が報告されかつ新型コロナウイルスが人から人に感染することが8件確認された段階で。」

2020/2/3

テドロス事務局長 渡航禁止は不要

「(中国への)渡航や貿易を不必要に妨げる措置は必要ない」

2020/2/4

ベルギー

初の感染者を確認。

2020/2/5

ダイアモンドプリンセス号

日本政府の指示により大黒埠頭沖で14日間の隔離措置を開始。

2020/2/14

エジプト

初の感染者を確認。

2020/2/19

イラン

初の感染者を確認。

2020/2/21

レバノン、イスラエル

初の感染者を確認。

2020/2/24

アフガニスタン、イラク、クウェート、バーレーン、オマーン

初の感染者を確認。

2020/2/25

オーストリア、スイス、クロアチア、アルジュリア、ブラジル

初の感染者を確認。

WHO パンデミックではない

テドロス事務局長「現時点では、パンデミックと呼べる基準を満たしていない」。

2020/2/26

パキスタン、ジョージア、ルーマニア、ノルウェー、北マケドニア、ギリシャ

初の感染者を確認。

2020/2/27

デンマーク、エストニア、ベラルーシ、オランダ、サンマリノ、ナイジェリア、メキシコ

初の感染者を確認。

2020/2/28

アゼルバイジャン、アイスランド、リトアニア、モナコ、ニュージーランド

初の感染者を確認。

2020/2/29

カタール、アイルランド、ルクセンブルク、エクアドル

初の感染者を確認。

2020/3/1

アルメニア、チェコ、ドミニカ共和国

初の感染者を確認。

2020/3/2

インドネシア、サウジアラビア、ヨルダン、ラトビア、アンドラ、ポルトガル、チュニジア、モロッコ、セネガル

初の感染者を確認。

2020/3/3

ウクライナ、リヒテンシュタイン、アルゼンチン、チリ

初の感染者を確認。

2020/3/4

ポーランド、ハンガリー、スロベニア

初の感染者を確認。

2020/3/5

パレスチナ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、南アフリカ共和国

初の感染者を確認。

2020/3/6

ブータン、スロヴァキア、セルビア、バチカン、カメルーン、トーゴ、コスタリカ、コロンビア、ペルー

初の感染者を確認。

2020/3/7

モルディブ、モルドバ、マルタ、ウルグアイ

初の感染者を確認。

2020/3/8

バングラディッシュ、ブルガリア、アルバニア

初の感染者を確認。

2020/3/9

ブルネイ、キプロス、ブルキナファソ、パナマ

初の感染者を確認。

2020/3/10

モンゴル、トルコ、北キプロス、コンゴ民主共和国、ジャマイカ、ボリビア

初の感染者を確認。

2020/3/11

WHO パンデミック宣言

私見

プロパガンダに注意

プロパガンダは、局所的な問題を拡大解釈して、事実とはズレた方向へと全体を誘導していきます。

これを回避するには、事実を俯瞰し、誘導されていく状況に気付く必要があります。

では、事実を俯瞰してみることにしましょう。

まず、急速に感染が世界各国へと広がっていくことが判ります。

これを止める為のポイントはどこでしょう。

世界各国に危険性を通告し、対応を周知させることです。

WHOは1/31に、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しています。

時期的に問題は無かったのでしょうか。

WHOは、中国国外で100件以下の感染が報告されかつ新型コロナウイルスが人から人に感染することが8件確認された段階と主張しています。

なんとかなりそうな数字に見えます。

しかし、幾何級数的に感染爆発が起きた事実を俯瞰的に眺めている我々は、これが認識の誘導ではないかと疑う事が出来ます。

この時点で、中国では全土で、海外では26カ国での感染が確認されています。

後手に回っていると言って良いでしょう。

では、もっと早く危険性を周知出来なかったのでしょうか。

緊急事態宣言が発せられるちょうど一ヶ月前、

12/31の時点で、台湾がWHOに対し警告を発しています。しかし黙殺されました。

もしこの時点で、台湾の警告を真摯に検証していたならば、どうなっていたのでしょうか。

5/4の時点で、台湾の感染者数432、死亡者数6、10万人当りの感染者数1.8となっています。(ecdc:欧州疾病予防管理センター)

5/4の時点で、全世界の感染者数3,388,865。(ecdc)

単純には言い切れませんが、全世界が台湾と同じ認識で対応していた場合、

世界人口77億で計算すると、感染者数は、138,600人に抑えられていたと考えられます。

参考

The European Respiratory Virus Surveillance Summary (ERVISS)
This interactive dashboard provides a weekly integrated epidemiological summary for influenza, RSV and SARS-CoV-2.

欧州疾病予防センターによる統計 現在更新中

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グーグルによる統計

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